しゃぶしゃぶの最初の思い出
時代の変化なのか、私の勘違いなのか、近年私は身近に感じるようになったしゃぶしゃぶですが、子供の頃、少なくともお酒が飲めるような年になるまではしゃぶしゃぶは高級料理だと思っていました。単に酒が飲めないから気付かなかっただけか、酒が飲めるようになって繁華街を歩くようになるとチェーン店的に安いしゃぶしゃぶを出す店が多くて面喰いました。なぜ私がしゃぶしゃぶを高級料理だと思い込んでいたかを探ってみるとどうもしゃぶしゃぶを最初に食べた記憶に辿り着くみたいでした。私は小学生以前の記憶は、写真やビデオを見ていた間隔で覚えています。
実家の間取り等も子供目線のカメラワークで記憶しているんです。そこに映っている人、物を頼りに親だとか当時の大人に聞いてみるとどういった時の映像かが大体判明できる、という感じなんです。で、しゃぶしゃぶですが、3,4歳の頃でしょうか、両親と一緒に高級そうなお店の個室で知らない老夫婦と食事をしていた映像が記憶にありました。その時食べていたのがしゃぶしゃぶだという記憶もありました。
同席していた老夫婦からこれまた高級そうなフランス人形をもらった記憶もあったので合わせて母親に尋ねてみると、地元では有名な高級しゃぶしゃぶ料亭で一度だけ食事したことがあると。よく覚えてたわね、と言われましたが日常とかけ離れた記憶というものは残りやすいと思う。実家の食生活は野菜と魚中心でしゃぶしゃぶは家庭料理ではまず出てきませんでしたし、外食も肉を食べに行くことがまれ。今も勘違いか否かははっきりしませんが、私のしゃぶしゃぶ高級食説はこの記憶からでした。
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